関東には、境内で御神水を汲める神社が数十社あります。
ところが「お水取り神社 一覧」で調べても、全国がごちゃ混ぜになっていたり、住所しか載っていなかったりで、自宅から見て吉方位にあるのはどこなのかが分からないまま終わってしまう。
ここが、お水取りを始めるときの最初のつまずきです。
この記事は、九星気学の吉方位を使って開運したい方、御神水やパワースポットのエネルギーを日常に取り入れたい方に向けて書いています。
関東1都6県の御神水スポットを18か所、汲み方・初穂料・向いている人つきで一覧にしました。
「どこに行けばいいか分からない」で止まっていた方も、この記事を読み終わる頃には次の吉日の行き先が決まっているはずです。
結論からお伝えすると、関東で御神水を汲める神社は東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬に広く分布していて、鹿島神宮の御手洗池や秩父今宮神社の清龍の滝のように無料で汲める場所もあれば、那須温泉神社のように初穂料1,000円が必要な場所もあります。
本記事では関東18か所の御神水スポットを一覧表で比較し、吉方位と地図を重ねて行き先を決める手順まで紹介します。
関東のお水取り神社・御神水スポット一覧18選【比較表】
関東1都6県で御神水を汲める神社を18か所ピックアップしました。
無料で汲める場所が大半ですが、初穂料が必要な神社や事前申込が必要な神社もあります。
まずは表で全体像をつかんでから、気になる神社の詳細を読んでください。
| 神社名 | 都道府県 | 御神水の名称 | ご利益・特徴 | 初穂料の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大宮八幡宮 末社 多摩清水社 | 東京都杉並区 | 御神水(多摩乃大宮水) | 厄除開運・延命長寿 | 無料(ペットボトル授与は300円) | 都内で完結させたい人 |
| 品川神社 阿那稲荷神社 | 東京都品川区 | 一粒萬倍の泉 | 金運・商売繁盛(銭洗い) | 無料 | お金の流れを変えたい人 |
| 鵠沼伏見稲荷神社 | 神奈川県藤沢市 | 和貴水 | 商売繁昌・金運上昇・芸能上達 | 無料 | 表現や発信を仕事にしている人 |
| 白笹稲荷神社 | 神奈川県秦野市 | 境内湧水 | 商売繁盛・厄除・家内安全 | 無料 | 丹沢の自然ごと浴びたい人 |
| 千葉神社 | 千葉県千葉市 | 延寿の井 | 厄除開運・八方除 | 無料 | 方位のさわりが気になる人 |
| 検見川神社 | 千葉県千葉市 | 御神水 | 八方除け・厄払い | 無料 | 運勢の流れを整えたい人 |
| 八剱八幡神社 | 千葉県木更津市 | 御神水(地下110m) | 「吉方の水」・御神砂も授与 | 無料 | お砂取りも同時にしたい人 |
| 玉前神社 | 千葉県一宮町 | 御神水 | 開運・再生・物事の始まり | 無料 | 新しく何かを始める人 |
| 安房神社 | 千葉県館山市 | 御神水 | 後背山・吾谷山からの山水 | 要お祓い(玉串料3,000円) | 正式参拝から丁寧に整えたい人 |
| 川越氷川神社 | 埼玉県川越市 | 御神水 | 心身浄化・縁結び | 無料 | 人間関係を整えたい人 |
| 久伊豆神社 | 埼玉県越谷市 | 御霊水(地下約250m) | 招福除災・八方除 | 無料 | 深層地下水を求める人 |
| 秩父今宮神社 | 埼玉県秩父市 | 清龍の滝(武甲山伏流水) | 一粒万倍の霊水・平成の名水百選 | 無料 | 龍神系のご縁を求める人 |
| 宝登山神社 末社 水神社 | 埼玉県長瀞町 | 御神水 | 金運招福 | 無料 | 秩父と合わせて回りたい人 |
| 鹿島神宮 | 茨城県鹿嶋市 | 御手洗池の霊泉 | 1日40万L超の湧水・長命の名水 | 無料 | 関東最強クラスを狙う人 |
| 一言主神社 | 茨城県常総市 | 三竹山の御神水 | 一言の願いを聞き届ける神・御神砂あり | 無料 | 願いを一点に絞りたい人 |
| 那須温泉神社 | 栃木県那須町 | 愛石福神水 | 商売繁昌・病気平癒・縁結び | 1,000円 | 温泉と組み合わせたい人 |
| 大前恵比寿神社 | 栃木県真岡市 | 御神水 | 金運招福・商売繁盛 | お水取り会員入会3,000円 | 継続的に通う前提の人 |
| 玉村八幡宮 | 群馬県玉村町 | 御神水(地下100m) | 夜間も御水舎で受取可能 | 無料 | 早朝・深夜の吉時に汲みたい人 |
※初穂料・受付時間は変更されることがあります。訪問前に必ず各神社の公式サイトか社務所でご確認ください。
この18か所を含む全国の御神水スポットは、地図上でも確認できます。
お水取りとは?神社の御神水を吉方位で汲む開運法
お水取りとは、九星気学で導き出した吉方位にある神社の御神水や湧き水を汲み、持ち帰って一定期間飲む開運法です。一般的には9日間、朝に飲み続けます。祐気取りと呼ばれる開運法のひとつで、東大寺二月堂の行事とは別物です。
お水取りとは、自分の本命星から割り出した吉方位に出かけ、その土地の御神水や湧き水をいただいて持ち帰り、一定期間飲むことで運気を整える開運法です。
ポイントは「水そのもの」ではなく「方位」にあります。
同じ神社の同じ水でも、自宅から見てその神社が吉方位にあるかどうかで、扱いがまったく変わります。
だから一覧表を眺めるだけでは行き先は決まりません。
自分の星と、自宅からの方位。この2つが揃って初めて「行くべき神社」が決まります。
お水取り・お砂取り・吉方参りの違い
お水取りは、祐気取りという大きなカテゴリの中の一つです。
- お水取り:吉方位にある神社の御神水や湧き水を汲み、持ち帰って飲む方法
- お砂取り:吉方位にある神社の境内の砂を一つまみいただき、自宅の四隅などに撒く方法
- 吉方参り:吉方位にある神社に参拝すること自体を目的とする方法
- 方位取り・温泉浴:吉方位に一定時間以上滞在し、その土地の気を身体に取り込む方法
八剱八幡神社や一言主神社のように、御神水と御神砂の両方を授与している神社なら、一度の参拝でお水取りとお砂取りを同時に行えます。
東大寺二月堂の「お水取り」とは別物です
検索すると必ず出てくるのが、奈良・東大寺二月堂で毎年3月に行われる修二会の「お水取り」です。
こちらは仏教行事で、九星気学の開運法とは系統がまったく違います。
この記事で扱うのは、九星気学・方位学に基づく開運法としてのお水取りです。
御神水と湧き水はどう違う?
御神水とは、神社が神様にお供えする水として管理し、参拝者に授与している水のことです。
湧き水は、地中から自然に湧き出している水そのものを指します。
方位学の考え方では、井戸水・温泉水・湧き水など大地から出ている水が適しているとされます。
一方で、寺社でいただく御神水はその土地から出たものとして扱えるという解釈もあり、ポンプで汲み上げている大宮八幡宮のようなケースも実際にお水取りの対象とされています。
避けたほうがよいとされるのは、溜まり水、池の水、滝つぼの水です。
迷ったら、神社が「御神水」として明示している水場を選ぶのが確実です。
【東京都】お水取りができる神社・御神水スポット
東京都内で御神水を汲めるのは、杉並区の大宮八幡宮と品川区の品川神社です。
どちらも駅から徒歩圏で、平日の仕事帰りや早朝でも動きやすいのが利点です。
都心在住で「まず一度試したい」という方の入口になります。
大宮八幡宮 末社 多摩清水社(杉並区)
東京のほぼ中央に位置することから「東京のへそ」とも呼ばれる古社です。
神門の外にある末社・多摩清水社の脇で御神水を汲めます。
この水は江戸時代から「多摩乃大宮水」と呼ばれてきた湧き水で、現在は自然湧出ではなくポンプで汲み上げる方式になっています。
柄杓が置かれていて、その場で一口いただくこともできます。
水場が混雑しているときは、授与所で「延命祈祷水・多摩乃大宮水」のペットボトル(300円)を受けるという選択肢もあります。
総量制限やお水取りの時間帯が掲示されているので、現地の注意書きを読んでから汲んでください。
向いている人:都内で完結させたい人、平日の朝に立ち寄りたい人。
所在地は東京都杉並区大宮2-3-1、京王井の頭線・西永福駅から徒歩約7分です。
品川神社 阿那稲荷神社「一粒萬倍の泉」(品川区)
品川神社の境内社である阿那稲荷神社の下社に、「一粒萬倍の泉」と呼ばれる霊水があります。
上社が天の恵み、下社が地の恵みと霊泉を祀るという、めずらしい構造の稲荷社です。
掲示には、家門・家業の繁栄を願って印鑑や銭にこの水を注ぐとよいこと、持ち帰って家や店の入口と四隅に注ぐとよいことが書かれています。
飲むだけでなく、清めや場のエネルギー調整に使えるのが特徴です。
正月と祭礼期間を除き、17時に閉門します。
夕方以降の吉時を狙う場合は時間に注意してください。
向いている人:お金の流れを変えたい人、自宅やサロンの空間ごと整えたい人。
所在地は東京都品川区北品川3-7-15、京急線・新馬場駅から徒歩約1分です。
【神奈川県】御神水が有名な神社と湧き水スポット
神奈川で知られているのは、藤沢市の鵠沼伏見稲荷神社と秦野市の白笹稲荷神社です。どちらも稲荷社で、商売繁盛の色合いが強いのが共通点です。都内から日帰りできる距離で、南〜南西方位を取りたい人の選択肢になります。
鵠沼伏見稲荷神社「和貴水」(藤沢市)
境内から湧き出る「和貴水(わきみず)」で知られる神社です。
商売繁昌・金運上昇に加えて、芸能上達のご利益があるとされています。
湘南エリアの砂丘地帯にありながら良質な水が湧いており、水質の良さから汲みに訪れる人が絶えません。
江ノ島も近いため、方位取りとして滞在時間を確保しやすいのも利点です。
向いている人:発信や表現を仕事にしている人、海のエネルギーも一緒に受け取りたい人。
所在地は神奈川県藤沢市鵠沼海岸5-11-17です。
白笹稲荷神社(秦野市)
関東三大稲荷のひとつに数えられる神社で、丹沢の伏流水に恵まれた秦野盆地に鎮座しています。
秦野は環境省の名水百選に選ばれた「秦野盆地湧水群」がある土地で、水の質そのものに定評があります。
商売繁盛・厄除・家内安全と、ご利益の幅が広いのも特徴です。
周辺には他の湧水地も点在しているので、方位が合えば1日かけて回れます。
向いている人:自然の中でしっかり時間を過ごしたい人、家庭と仕事の両方を整えたい人。
所在地は神奈川県秦野市今泉1089です。
【千葉県】お水取り神社が多い理由と5社の御神水
千葉県は関東でもお水取り神社が集中しているエリアです。千葉神社・検見川神社・八剱八幡神社・玉前神社・安房神社の5社を紹介します。八方除の神社が多く、方位のさわりを気にする人と相性がよい土地柄です。
千葉神社「延寿の井」(千葉市中央区)
妙見信仰の中心として知られ、厄除開運と八方除で全国から参拝者が集まる神社です。
境内の「延寿の井」は一願成就の霊泉として信仰されてきました。
方位のさわりを祓う八方除の神社で御神水をいただけるのは、方位取りを実践している人にとって理にかなった組み合わせです。
向いている人:凶方位に動いてしまった心当たりがある人、健康面を整えたい人。
所在地は千葉県千葉市中央区院内1-16-1、JR千葉駅から徒歩約10分です。
検見川神社(千葉市花見川区)
八方除・方位除の神社として知られ、三柱の神を祀ることから「三社大明神」とも呼ばれます。
運勢の流れを吉に導く神社として、引越しや転職の前に訪れる人が多い場所です。
向いている人:転職・引越し・独立など、動きの前後にいる人。
所在地は千葉県千葉市花見川区検見川町1-1です。
八剱八幡神社(木更津市)
地下110mから汲み上げた御神水を「吉方の水」として授与している神社です。
名称そのものが方位学を意識したもので、お水取り目的の参拝者に配慮されています。
御神砂もあわせて授与されているため、お水取りとお砂取りを一度に済ませられます。
アクアラインを使えば都内から東〜南東方位を短時間で取りに行けるのも実用的です。
向いている人:お水取りとお砂取りを同時に行いたい人、限られた時間で動きたい人。
所在地は千葉県木更津市富士見1-6-15です。
玉前神社(長生郡一宮町)
上総国一之宮で、御来光の道(レイライン)の東の起点としても知られる神社です。
物事の始まりと再生を守護するとされ、御神水も「これから始める人」向けの性格を持ちます。
裸足で歩く「はだしの道」があり、参拝そのものが土地の気を受け取る作りになっています。
向いている人:新しい事業やプロジェクトを立ち上げる人、仕切り直したい人。
所在地は千葉県長生郡一宮町一宮3048です。
安房神社(館山市)
安房国一之宮で、産業と技術の神・天太玉命を祀る神社です。
御神水は後背の山から湧き出る山水で、本殿付近の神聖な場所にあります。
ここは他の神社と扱いが異なります。
御神水をいただくにはお祓いを受ける必要があり、玉串料は3,000円が目安です。
思い立って立ち寄る場所ではなく、事前に社務所へ連絡して段取りを整えてから伺うのが前提になります。
その分、正式参拝とセットで丁寧に受け取りたい人には向いています。
向いている人:手順を省かず正式に整えたい人、ものづくりや技術で独立している人。
所在地は千葉県館山市大神宮589です。
【埼玉県】御神水が有名な神社4選
埼玉は川越・越谷・秩父・長瀞と、性格の違う4社が揃っています。特に秩父今宮神社の清龍の滝は環境省の平成の名水百選に選ばれた武甲山伏流水で、無料で汲めるうえに一粒万倍の霊水として信仰されています。
秩父今宮神社「清龍の滝」(秩父市)
八大龍王を祀る、関東でも数少ない龍神信仰の神社です。
境内の「龍神池」は武甲山の伏流水が湧き出る秩父最古の泉とされ、この武甲山伏流水は2008年に環境省の「平成の名水百選」に選定されています(出典:環境省 平成の名水百選)。
お水取りができるのは境内の「清龍の滝」です。
滝のそばには柄杓とザルが備えられていて、お金や指輪を清めることもできます。
容器を忘れても、お札所で小さな水入れをいただけるという情報があります(※要確認:無料授与の可否は時期により変わる可能性があるため、社務所でご確認ください)。
硬度78程度の中硬水で、飲み口はやわらかめです。
西武秩父駅から徒歩約12分、御花畑駅からは徒歩約8分。
駅から歩ける距離に名水百選があるのは、関東ではかなり貴重です。
向いている人:龍神系のご縁を求める人、電車で行きたい人。
所在地は埼玉県秩父市中町16-10です。
川越氷川神社(川越市)
約1,500年の歴史を持つ縁結びの神社です。
境内の地下水脈から汲み上げた御神水が小川となって流れており、「人形流し」で心身の穢れを祓えます。
人形に三度息を吹きかけて身体に撫でつけ、「祓えたまえ 清めたまえ」と唱えながら小川に流します。
飲むだけでなく、その場で祓いも受けられる構成です。
※要確認:御神水の持ち帰り可否と容器の指定については、参拝前に社務所へご確認ください。
向いている人:人間関係やご縁を整えたい人、祓いから始めたい人。
所在地は埼玉県川越市宮下町2-11-3です。
久伊豆神社(越谷市)
地下約250mから汲み上げた御霊水をいただける神社です。
招福除災と八方除のご利益で知られ、越谷の総鎮守として信仰を集めています。
深層地下水は地表の影響を受けにくく、水質が安定しているのが特徴です。
都心から北〜北東方位を取りたいときの候補になります。
向いている人:深い層の水を求める人、東京北部・埼玉南部に住んでいる人。
所在地は埼玉県越谷市越ヶ谷1700です。
宝登山神社 末社 水神社(秩父郡長瀞町)
秩父三社のひとつ、宝登山神社の境内にある末社・水神社で御神水をいただけます。
金運招福が期待される水として知られています。
秩父今宮神社と同じ秩父方面にあるため、方位が合えば1日で2か所回ることも可能です。
ただし移動時間があるので、吉時を狙う場合は片方に絞る判断も必要になります。
向いている人:金運を軸に整えたい人、秩父方面をまとめて回りたい人。
所在地は埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828です。
【茨城・栃木・群馬】北関東の御神水スポット5選
北関東は水量と歴史のスケールが桁違いです。鹿島神宮の御手洗池は1日40万リットル以上が湧き続け、那須温泉神社では初穂料1,000円で愛石福神水をいただけます。都心から北〜北東方位を取る人の主要な候補地です。
鹿島神宮「御手洗池」(茨城県鹿嶋市)
常陸国一之宮。奥参道の突き当たりにある御手洗池は、1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄んでいます(出典:鹿島神宮公式サイト 境内案内)。
かつては参拝前にここで禊を行っていた場所で、現在も年始には大寒禊が行われます。
池のほとりに取水場が設けられていて、ペットボトルを持参すれば汲んで帰れます。
ただし生水です。
飲む場合は一度煮沸してからにしてください。近くの売店では空のペットボトルも販売されています。
向いている人:関東最強クラスの水量を体感したい人、東国三社めぐりと組み合わせたい人。
所在地は茨城県鹿嶋市宮中2306-1です。
一言主神社「三竹山の御神水」(茨城県常総市)
一言の願いも聞き逃さないとされる一言主大神を祀る神社です。
境内で御神水をいただけるほか、御神砂も授与されています。
願いを一つに絞って伝えるという参拝スタイルが、お水取りの「目的を明確にして水をいただく」考え方と噛み合います。
向いている人:願いを一点に絞りたい人、お砂取りも同時に行いたい人。
所在地は茨城県常総市大塚戸町875です。
那須温泉神社「愛石福神水」(栃木県那須町)
那須湯本の温泉街に鎮座する神社で、「愛石福神水」をいただけます。
商売繁昌・病気平癒・身体健全・縁結びと、ご利益の幅が広いのが特徴です。
御神水の初穂料は1,000円が目安です。
すぐ隣に殺生石があり、温泉地でもあるため、方位取りとして滞在時間を確保しやすい立地です。
お水取りに温泉浴を組み合わせると、同じ方位のエネルギーを二重に受け取れるという考え方もあります。
遠方になる分、日帰りより一泊にしたほうが動きやすいでしょう。
向いている人:温泉と組み合わせたい人、滞在時間をしっかり取りたい人。
所在地は栃木県那須郡那須町大字湯本182です。
大前恵比寿神社(栃木県真岡市)
日本一の大きさとされる恵比寿様の像で知られる神社です。
金運招福・商売繁盛で全国から参拝者が訪れます。
ここは仕組みが独特で、御神水をいただくにはお水取り会員への入会(3,000円が目安)が必要とされています。
一度きりではなく、継続して通う前提の方に向いた形です。
初めて行く場合は、事前に社務所へ電話で確認してから向かってください。
向いている人:同じ神社に定期的に通いたい人、事業の金運を重視する人。
所在地は栃木県真岡市東郷943です。
玉村八幡宮(群馬県佐波郡玉村町)
地下100mから汲み上げた御神水をいただける神社です。
実用面で優れているのが、夜間でも御水舎で受け取れる点です。
お水取りは吉方位だけでなく吉時も見るため、早朝3〜5時や夜21〜23時が対象時刻になる年があります。
社務所が閉まっている時間帯に汲めるのは、時盤まで合わせたい人にとって大きな利点です。
向いている人:時盤まで合わせたい人、早朝や夜に動く人。
所在地は群馬県佐波郡玉村町下新田1です。
吉方位と御神水を照らし合わせる【お水取りマップ】の使い方
一覧表だけでは「自宅から見てどの方位にあるか」が分かりません。そこで、全国の御神水スポットを地図上に配置した【お水取りマップ】を作りました。自宅を起点に方位を確認しながら、行ける神社を絞り込めます。
お水取りで最も手間がかかるのは、神社探しではなく「方位の照合」です。
一覧から神社名を拾って、住所を検索して、地図で方角を確認して、距離を測って——これを何社分もやると、それだけで一日が終わります。
私自身が同じ作業に時間を取られていたので、地図上で完結できるツールを作りました。
全国の御神水・湧き水スポットが地図上に表示され、自宅の位置を基準に方位を確認できます。
この記事で紹介した関東18か所も、もちろん収録しています。
お水取りマップの使い方4ステップ
- ステップ1:自宅の位置を設定する
地図上で自宅の場所を指定します。方位は必ず自宅を起点に測るので、ここがずれると全部ずれます。所要時間は1分程度です。 - ステップ2:その月の吉方位を確認する
自分の本命星から、年盤・月盤・日盤の吉方位を調べます。九星気学の暦かアプリを使ってください。所要時間は5〜10分程度です。 - ステップ3:吉方位の方角にあるスポットを絞り込む
地図で該当する方角を見て、そこにある神社をピックアップします。距離の目安(自宅から直線で20km以上、100km以上など)も合わせて確認します。 - ステップ4:候補の神社の受付時間と初穂料を確認する
絞り込んだ神社の公式サイトか社務所に連絡して、御神水の受付時間・初穂料・容器の指定を確認します。安房神社や大前恵比寿神社のように事前手続きが必要な場合があります。
ここまで決まれば、あとは吉日と吉時に合わせて出発するだけです。
迷っている時間がいちばんもったいないので、まずは地図を開いて自宅の位置だけでも設定してみてください。
お水取りの正しいやり方7ステップ
お水取りは、吉方位と吉日時を調べる準備から、持ち帰った水を9日間飲むところまでが一連の流れです。汲む量は1.8〜2L程度が目安で、飲むのは毎朝20〜30cc程度とされます。手順を追って確認していきます。
- ステップ1:自分の本命星を調べる
生まれ年から一白水星〜九紫火星のどれに当たるかを確認します。無料の早見表で数分です。 - ステップ2:年盤・月盤・日盤の吉方位を調べる
本命星をもとに、年・月・日それぞれの吉方位を確認します。三盤が重なる日ほど作用が強いとされます。所要時間は10〜20分程度です。 - ステップ3:吉方位にある御神水スポットを選ぶ
お水取りマップで方角を確認し、候補を2〜3社に絞ります。移動時間と受付時間の両方を見て決めます。 - ステップ4:容器を用意する
1.8〜2L程度入る清潔な容器を準備します。ペットボトルで問題ありませんが、神社によっては専用容器の購入が必要な場合があるので事前確認を。費用は0〜1,000円程度です。 - ステップ5:本殿で参拝してから水場へ向かう
いきなり水を汲まず、まず御祭神にご挨拶します。お賽銭を納め、二礼二拍手一礼で参拝してから水場へ移動します。 - ステップ6:その場で一口いただき、持ち帰り分を汲む
汲む前にコップ一杯程度をその場でいただき、それから容器に入れます。行列があるときは必要分だけにして、速やかに次の方へ譲ります。 - ステップ7:帰宅後、9日間かけて毎朝飲む
持ち帰った日から9日間、朝に20〜30cc程度を飲み続けます。保管は直射日光の当たらない冷暗所です。
今日できることは、ステップ1と2です。
本命星と今月の吉方位を調べておけば、次の吉日が来たときにすぐ動けます。
お水取りで守りたいマナーと注意点
御神水は神社が管理している水です。煮沸の要否、汲む量、水場の占有など、守るべき点がいくつかあります。特に生水を飲む場合の判断は自己責任になるため、掲示の確認は必ず行ってください。
煮沸が必要かどうかは神社の掲示で判断する
お水取りができる神社の中には、「煮沸してください」という看板が立てられていたり、公式サイトで注意喚起している場所があります。
鹿島神宮の御手洗池も、飲用の際は煮沸が推奨されています。
一方で、大宮八幡宮の多摩清水社のように、その場で飲んでいる参拝者が多い水場もあります。
判断基準はシンプルで、神社の掲示に従う。これに尽きます。
体調に不安がある方、小さなお子さんが飲む場合は、煮沸してから飲むほうが安心です。
なお、煮沸すると気が飛ぶという説もありますが、体調を崩しては開運どころではありません。
汲む量は1.8〜2L程度にとどめる
方位学の考え方では、いただく水の量は一升瓶程度(1.8L)が適量とされています。
9日間、毎朝20〜30ccずつ飲むなら、実は2Lもあれば十分足ります。
大きなポリタンクで生活用水として持ち帰る方もいますが、水場に順番待ちの人がいる場合は控えたほうがよいでしょう。
水場を長時間占有して周囲と摩擦が生まれると、良い気を受け取るどころではなくなります。
やってはいけない5つのこと
- 参拝せずにいきなり水を汲む:御神水は神様にお供えする水です。まず本殿でご挨拶を。
- 凶方位の日に汲む:方位が合っていなければ、お水取りとしての意味がなくなります。
- 溜まり水や池の水をそのまま汲む:湧き出ている水、御神水として提供されている水を選びます。
- 水場を長時間占有する:容器の数を絞り、混雑時は速やかに譲ります。
- 常温で放置する:直射日光の当たらない冷暗所で保管し、9日以内に飲みきります。
もう一つ、駐車マナーも見落とされがちです。
秩父今宮神社のように駐車スペースが7〜8台と限られている神社もあるので、休日は公共交通機関を検討してください。
御神水で変わる人と変わらない人の違いとは?
同じ神社で同じ水を汲んでも、変化を感じる人と感じない人がいます。分かれ目は水の質ではなく、方位の精度と、汲んだあとの過ごし方です。ここでは両者の違いを整理します。
変化を感じやすい人の特徴
三盤(年盤・月盤・日盤)を確認してから動いている人は、体感が明確に出やすい傾向があります。
方位が合っていれば、水を飲む前の移動そのものが吉方位への移動になっているからです。
そしてもう一つ、目的がはっきりしている人。
「金運を上げたい」ではなく「今の事業を来年までにこう変えたい」というレベルまで具体化していると、日常の選択が変わります。
お水取りは、その変化を後押しする装置のようなものです。
水が勝手に何かをしてくれるのではなく、自分が定めた方向に流れを寄せていく感覚に近い。
変化を感じにくい人の特徴
方位を調べずに「有名な神社だから」で選んでいる場合、方位学的にはお水取りとして成立していません。
参拝としては素晴らしいことですが、開運法としての効果は別の話になります。
もう一つは、9日間の途中でやめてしまうケース。
2〜3日で飲まなくなり、残りを冷蔵庫に置いたまま忘れる。これがいちばん多いパターンです。
9日間続けるだけなら、朝のコップ一杯です。
歯を磨くのと同じくらいのハードルまで下げてしまえば、続けられます。
お水取りと吉方参り、どちらから始めるべき?
| 比較項目 | お水取り | 吉方参り |
|---|---|---|
| 必要な準備 | 容器・吉方位・吉日時の確認 | 吉方位・吉日の確認 |
| 行き先の制約 | 御神水がある神社に限られる | 吉方位の神社ならどこでもよい |
| 帰宅後の行動 | 9日間毎朝飲む | 特になし |
| 作用の実感 | 継続する分、体感が出やすいとされる | 参拝時の変化が中心 |
| 向いている人 | 行動を習慣化できる人 | まず気軽に始めたい人 |
初めての方には、吉方位にある神社で参拝と御神水を同時に行うのがおすすめです。
吉方参りとお水取りは排他的なものではなく、同じ日に両方できます。
お水取り神社に関するよくある質問
お水取りの検索でよく出てくる質問をまとめました。汲む量、期間、初穂料、煮沸、他の人の水を飲んでよいかなど、実際に動く前に確認しておきたい7項目です。
お水取りって何ですか?初心者にもわかるように教えてください
お水取りとは、九星気学で割り出した吉方位にある神社の御神水や湧き水を汲み、持ち帰って9日間毎朝飲む開運法です。
必要なのは、自分の本命星、吉方位の情報、2L程度の容器の3つだけ。
関東なら鹿島神宮や秩父今宮神社のように無料で汲める神社も多く、交通費以外はほぼかかりません。
お水取りのお水はどれくらい汲めばいいですか?
一升瓶程度、つまり1.8〜2Lが目安です。
9日間、毎朝20〜30ccずつ飲む計算なら、合計でも300cc弱しか使いません。
残りを料理やお茶に使う方も多いですが、水場が混んでいるときは必要分だけにとどめてください。
汲んだお水は何日以内に飲みきればいいですか?
基本は持ち帰った日から9日間です。
保管場所は直射日光の当たらない冷暗所か冷蔵庫で、開封後は早めに飲みきります。
9日を超えて残ってしまった場合は、飲用ではなく玄関や部屋の四隅に撒く使い方に切り替える方もいます。
御神水は無料でいただけますか?初穂料はいくらですか?
関東18か所のうち大半は無料ですが、有料の神社もあります。
那須温泉神社は1,000円、安房神社はお祓いが必要で玉串料3,000円、大前恵比寿神社はお水取り会員の入会(3,000円が目安)が必要とされています。
無料の神社でも、お賽銭は必ず納めてください。
御神水は煮沸しないと飲めませんか?
神社によって異なります。
鹿島神宮の御手洗池のように生水のため煮沸が推奨されている場所もあれば、大宮八幡宮の多摩清水社のようにその場で飲む方が多い場所もあります。
現地の掲示や公式サイトの案内に従うのが確実です。体調に不安がある方は煮沸をおすすめします。
吉方位が分からなくても行っていいですか?
参拝としてはまったく問題ありません。ただし方位学的な「お水取り」としては成立しません。
本命星と吉方位を調べるのは10〜20分程度の作業なので、先に確認してから行き先を決めたほうが、同じ交通費でも受け取れるものが変わります。
方角の確認はお水取りマップで自宅を起点に見るのが早いです。
家族の分もまとめて汲んでいいですか?
吉方位は本命星ごとに違うため、同じ日に家族全員の吉方位が一致するとは限りません。
自分の吉方位で汲んだ水を家族が飲むこと自体は妨げられませんが、方位の作用は本人が動いてこそという考え方が一般的です。
家族で実践するなら、それぞれの吉方位が重なる日を探すか、別々の日に分けて行くほうが理にかなっています。
まとめ|関東の御神水スポットは、吉方位と重ねて初めて意味を持つ
関東には無料で汲める御神水スポットが数多くあり、都内からアクセスできる神社も揃っています。あとは自宅から見た方位と重ねるだけです。地図で方角を確認し、次の吉日の行き先を決めてください。
この記事では、関東1都6県の御神水スポットを18か所、一覧表と個別解説で紹介しました。
鹿島神宮の1日40万リットルの湧水、秩父今宮神社の平成の名水百選、品川神社の銭洗い、玉村八幡宮の夜間対応。
それぞれ性格が違うので、目的と方位で選び分けられます。
ただし、どれだけ有名な御神水でも、自宅から見て凶方位なら方位学的な意味は変わってきます。
逆に、無名の小さな神社でも吉方位にあれば、その水は自分にとって意味を持ちます。
だから最初にやることは、神社を探すことではなく、自分の方位を知ることです。
本命星を調べて、今月の吉方位を確認して、その方角にある御神水スポットを地図で見る。ここまでで30分もかかりません。
行き先を決めるときは、【お水取りマップ】をお使いください。
全国の御神水スポットを地図上で確認でき、自宅を起点に方位を照らし合わせられます。
次の吉日は、必ずまた巡ってきます。
そのときに動けるように、今日は本命星と方位を調べるところまで進めてみてください。
出典・参考
- 鹿島神宮 公式サイト「境内案内」(御手洗池の湧水量)https://kashimajingu.jp/guidance/
- 埼玉県神社庁「今宮神社」(龍神池・武甲山伏流水・平成の名水百選)https://www.saitama-jinjacho.or.jp/shrine/8982/
- 大宮八幡宮 公式サイト「多摩清水社 例祭(水神祭)」https://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/391
- 環境省「平成の名水百選」(武甲山伏流水 2008年選定)https://www.env.go.jp/water/meisui/
※各神社の初穂料・受付時間・容器の指定は変更される場合があります。訪問前に必ず公式サイトまたは社務所でご確認ください。


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